能登の空気になじむ、木と漆にこたえた響き。角偉三郎のかたちにふれる空間
角作品を初めて常設展示する角偉三郎美術館。
七尾の海に臨む、自然素材を生かした開放的な空間のなか、さまざまな器や作品の色、質感、光、ぬくもり…
その木と漆の響きを間近に感じてください。

角 偉三郎 略歴
1940年、石川県輪島市生まれ。
漆とは、木とは何かを問い、能登の職人たちと向き合うなかで生まれる「空気が必要とするかたち」を追求し続け、その作品は国内外で高い評価を得ている。

合鹿椀:輪島塗のルーツともいわれる、旧柳田村の合鹿椀に触発されてできた椀。

へぎ板皿:あての木を折いで、木目を生かしたまま合わせたへぎ板で仕立てた皿。